中学受験の大詰めの時期になると、今まで以上に不安と焦りが出てきます。
最初で失敗しまう家庭は、それを最後まで引きずって中学受験に悪い記憶を残してしまいます。
不安を持っているのはどの家庭も同じなので、自分たちだけ焦っていると思ってはいけません。
受験会場などに行くと、周りの子供がほとんど頭よさそうに見えることもあります。
親の不安は子供にも伝わるので、しっかりと強い意志で中学受験に臨みましょう。
最後の難関である受験を乗り越えれば、明るい未来へとつなげることができるのです。
中学受験は勉強だけではない
中学受験の合否は、学力が最も重要な要素の一つであることは間違いありません。
しかし学力だけを見てしまうと、思わぬ落とし穴で失敗する可能性もあります。
失敗する原因は初めて体験する受験が、一体どんなものなのかを理解していないのです。
受験シーズンに突入したら、まずは落ち着いて受験校について調べておきましょう。
試験時間や持ち物、会場までのルートなどはしっかりと把握しておいてください。
試験開始に遅れそうで、焦ってしまう家庭も中学受験では必ずいます。
せっかく勉強してきても、本番当日に失敗したら今までの苦労が水の泡になります。
時間には余裕をもって、忘れ物がないように前日にしっかりと準備をしましょう。
子供よりも親が緊張するケースも多いので、しっかりとメモを取って準備をして下さい。
メンタルで中学受験を乗り越える
万全に準備をしてきても、本番を迎えると緊張で実力が出せないこともあります。
とても勿体ない勿体ないことですが、中学受験では起こりうる事態の一つになります。
必要以上にプレッシャーを子供に与えないことも、中学受験では重要になります。
メンタルは子供も重要ですが、親にも必要な要素になります。
中学受験は子供の将来を大きく左右するので、どうしても緊張でストレスが溜まります。
これを乗り越えることが、中学受験に打ち勝つための大事な要素になるのです。
簡単に乗り越えられることではありませんが、しっかりと強いメンタルで中学受験に挑みましょう。
メンタルを鍛える方法として、№.1メンタルトレーニング ―本番で最高の力を発揮する最強の自分をつくるがとても参考になります。
スポーツ選手のメンタルトレーニングですが、中学受験でも必ず役に立つことになります。
確認作業は中学受験のテストにも役立つ
子供と一緒に受験の準備をすることは、実はテストでも役立つ行為になります。
忘れ物がないかを何度もチェックすることは、試験の見直しと考え方が同じだからです。
ただし子供はそのことに気づかないので、準備段階で親がしっかりとテストでも確認することを伝えましょう。
わざと忘れたふりをして、子供にそのことを気づかせるのも良いトレーニングになります。
意外と問題が終わっても見直ししない子供も多いので、こういった場面で訓練することがテストの点数を上げることにも繋がります。
中学受験は勉強だけではなく、こうした事前準備がとても大事になるのです。