中学受験の勉強で、やる気の少ない子供にやる気を出させることは容易ではありません。
極端な無理強いをすると、逆に中学受験に嫌悪感をもって勉強しなくなります。
そんなやる気のない子供でも、徐々にやる気を出せる勉強法を紹介します。
短期的な目標を持たせる勉強法
中学受験のやる気が出ない原因としては、長期的な勉強のためが一つの理由です。
目の前に目標があれば、子供もなんとなくでもやる気を出してくれます。
しかし中学受験のように、何年も先のことになると話は別になります。
そんな時は、直近で目標を立ててあげることが勉強をする秘訣になります。
学校のテストではなく、塾の模試などを利用するのも一つの方法です。
ただしあまりに難しい試験は、逆にその後のやる気を無くす原因になるので注意しましょう。
適度なレベルの試験を目標にすれば、とりあえずやる気を出してくれます。
何度も使える勉強法ではありませんが、すぐにやる気を出させるには効果的な方法です。
塾などでは、実力テストを定期的に行っているので利用しましょう。
家庭教師はやる気を出させる起爆剤になる
もう一つの勉強法としては、家庭教師を利用する方法があります。
これは塾ではなく家庭教師の特権ですが、マンツーマンは勉強の集中度が違います。
特に中学受験初めの子供は、知らない先生がいるだけで緊張感が出て勉強します。
もしそこで相性が良ければ、そのまま続けるのもありでしょう。
とりあえず中学受験のやる気を出させるためだけに利用するのも、ありだと思います。
家庭教師は高額ですが、それだけの価値があるのです。
ただし家庭教師選びも重要で、しっかりと結果を残せる先生に依頼すべきです。
プロ家庭教師などは高いですが、普通の家庭教師よりも信頼できます。
勉強ができるようになると、楽しくなって継続して勉強してくれます。
やる気を出させるために親がすべきこと
本当であれば、親の一言で片付けばそれに越したことはありません。
しかし子供は、親の言葉を素直に受け入れられない時もあるのです。
自分のやりたいことを犠牲にするのですから、当然と言えるでしょう。
親はあまりガミガミ言わず、見守ってあげるのも一つのすべきことです。
もちろん気が緩んだ時は、怒ってやる気をださせるのも良いでしょう。
しかし何度も繰り返すと、家庭環境に悪影響を与えてしまいます。
適度に怒ってやる気を促すのが、もっとも効果的な方法です。