中学受験で、塾と家庭教師を併用している家庭は意外と多いです。
より多くのプロに教えてもらったほうが、効率よく勉強できると思えるからでしょう。
実際に塾と家庭教師を併用して、効率よく偏差値が上がった子供も多いです。
しかし単に不安だからと、塾と家庭教師を併用するのは危険があります。
しっかりと子供に合っているのかを把握して、塾と家庭教師を併用することが重要です。
どちらか一方だけが良くて、偏差値が上がったという例も少なくないからです。
中学受験は塾に通うのが基本
中学受験では、基本的には塾に通わない子供はいないと言えるほど一般的になりました。
多くの講師が中学受験対策を分析する塾は、子供にとっては最高の勉強の場になります。
一部では難関校向けの授業を中心としている塾もありますが、中学受験の対策をするにはこれ以上に最適な場所はありません。
仮に偏差値が上がらなくても、ほかの塾に移るなどの処置をして塾には通い続けたほうが良いです。
塾は周りのライバルとなる子供もいて、意識の高い授業を受けることができるからです。
これは家庭教師では、かなり難しいことなので、やはり塾の強みと言えるでしょう。
家庭教師は精神的な支えになる
では家庭教師の強みといったら、まずは精神的な支えになってくれることでしょう。
塾のように集団ではないため、子供が悩むことに対してマンツーマンで答えてくれます。
中学受験だけではなく、学校のことや中学の話もできるのは家庭教師の強みです。
また家庭教師は、塾でわからなかった部分を復習するのにも効果的です。
塾ではどうしても質問できない子供も、家庭教師なら気軽に聞くことができるからです。
子供の精神面という意味では、家庭教師のほうが強みがあるといえます。
併用するならば焦点を絞ること
塾と家庭教師を併用するならば、きちんと焦点を絞って利用しましょう。
家庭教師を使う目的が、ただ偏差値が上がらないからというのは目的としては意識が弱いからです。
しっかりと偏差値が上がらない理由などを考えて、併用すれば偏差値を上げることができます。
中学受験は子供の学力だけではなく、精神的な部分もしっかりと考慮する必要があります。
単純に周りがやっているからではなく、しっかりと目標をもって塾や家庭教師を利用しましょう。