中学受験の算数は、基本的には思考力が必要になる問題が多いです。
しかしだからと言って、一から考えなければ解けない問題ばかりではありません。
むしろしっかりとパターンを把握しておけば、初見の問題でも難なく解けることがあります。
算数はパターンで解くことができる
計算や文章の組み合わせなどから、算数を難しいと感じる子供は多いです。
確かに国語などに比べると、解くまでに時間がかかるため楽しいとは感じないでしょう。
しかし多くの算数の問題は、実はパターン化されていることが多いです。
中苦学受験の問題でも、基本的にパターンに当てはまる問題がほとんどです。
そのためある程度の算数のパターンを知っていれば、意外と解ける問題も多いです。
小学6年分の算数が面白いほど解ける65のルール (アスカビジネス)は、こうした算数のパターンを知ることができる参考書です。
中学受験レベルの算数の問題もあり、パターンがわかれば解けることを理解できるでしょう。
一見難しそうな問題でも、知っていれば解けることはよくあることです。
65パターンですべて解けるわけではありませんが、算数のステップアップにかなり役立ちます。
算数のパターンを知ることで予測ができるようになる
算数の難しいところに、どんな公式や考え方を当てはめればよいかわからないことがあります。
小学校のように、習った範囲から出題されるのならすぐに公式が思いつくでしょう。
しかし中学受験は、すべての範囲から出題されるのでどんな公式を使えばよいか考えるのに時間がかかります。
ここでもパターンを知ることで、素早く公式などを使うことができるようになります。
どんなに難しい問題でも、算数は必ず解くためのヒントが隠されています。
多くのパターンを知ることで、そのヒントに気づきやすくなるのです。
簡単にはできませんが、問題を多く解くことでこの力は必ず身に付きます。
パターンを多く知ることで、中学受験の算数にも対応できるようになります。
中学受験の算数は問題を多く解くこと
算数の実力を上げるには、問題をより多く解くことが重要になります。
毎日1問でも多く解くことが、中学受験の算数を攻略するカギになります。
ですが解けない問題があった場合は、しっかりと理解するようにしてください。
そのまま放置してしまうと、結果的に実力がつかないまま進むことになるからです。
きちんと一つ一つクリアをすることが、算数で成績を上げるコツになります。