塾に通うことは、中学受験では必須と言える時代になりました。
ですが塾に通ったからといって、必ず偏差値が上がるわけではありません。
塾に通って偏差値が実際に10上がった子供の勉強法はシンプルでした。
塾の予習には力を入れすぎない
塾に通うと、予習にかなりの時間をとられてしまいます。
下手すると何時間も予習だけに時間を使うのは、効率的ではありません。
そもそも予習は、知らないことを勉強するので時間がかかるのです。
知らない内容をすぐにできる子供は、ほんとうに稀な天才と言えるでしょう。
普通の子供は、知らないことを考えて悩み時間ばかりがかかります。
それは無駄ではありませんが、中学受験では非効率な勉強と言えます。
予習はさらっと読み流す程度にして、理解できなかったことを塾でしっかりと覚えましょう。
あまり予習に時間ばかり使うと、他の勉強をする時間がなくなります。
暗記中心の科目などは予習に時間を使っても良いかもしれませんが、それよりも重要なのは復習になります。
復習はとにかく時間を使う
勉強で一番大事なことは、理解できなかったことの復習になります。
出来ない問題を解けるようになれば、必ず偏差値を上げることができるからです。
成績が悪い子供は、復習に時間を使わない傾向が強いです。
塾で習ったことを必死に覚えれば、それだけでもかなり偏差値は上がります。
実際に偏差値10上がった子供も、復習中心の勉強法を実践しました。
わからないことを少なくすれば、偏差値アップに繋がるのです。
塾は効率的な勉強ができる
復習中心といっても、独学よりは塾に行った方が早く偏差値が上がる可能性が高いです。
その理由は、塾は中学受験に特化した勉強をしているからです。
塾の講師もその年の傾向を分析しているので、効率的な授業を行います。
その内容をしっかりと復習するのが、中学受験では効率的な勉強法になるのです。
まずは塾の内容をしっかりと理解することが、偏差値を上げる近道になります。
簡単ではありませんが、この勉強法は誰でもできて効果的です。
塾選びも重要なポイント
偏差値を上げるには、塾選びも重要なポイントになります。
有名塾は優秀な生徒向けの授業になるので、できない子供向けの授業はあまり得意ではありません。
基礎的な知識が足りないのであれば、家庭教師なども利用すると効果的でしょう。
自分のレベルに合った塾に通うことが、偏差値を上げるためには必要なことになります。
そこは親がしっかりとサポートすべき点になるので、注意しておきましょう。