中学受験の冬休みは、小学6年生にとっては最後の追い込み時期になります。
小学4年や5年にとっても、新しい学年前のまとまった休みになります。
中学受験を目指す場合、ほとんどの家庭は冬期講習に通います。
しかし中学受験の冬期講習前に、行っておくことがあります。
現在の成績を確認すること
中学受験で重要なこととして、現在の成績を常にチェックすることがあります。
春や夏の時期はあまり気にしなくても、冬休み前には気にするようにしましょう。
この時期は成績の変動が多く、成績の上下が大きくなってしまうからです。
ですが成績が変わったとしても、焦らず対処することが重要になります。
特に点数は変わらないのに成績が落ちることは、中学受験ではよくあります。
今まで隠れていた子供が、急に成績を伸ばすのが冬休み前だからです。
成績から冬休みの塾を決める
成績が悪いと冬休みに複数の塾を掛け持ちしたくなりますが、落ち着いて対処しましょう。
もし成績が変わらないのであれば、今の塾のまま様子を見た方がよいでしょう。
成績が下がっているのであれば、一度塾の講師に相談することをお勧めします。
勉強は精神状態に左右されやすいので、季節が変わる冬前に成績を落とすことは良くあります。
一時的な要因であれば問題ないので、焦って結果だけを求めてはいけません。
塾を変えると環境の変化についていけない子供もいるので、落ち着いて様子を見てください。
冬期講習前に体験入学をする
多くの塾では体験入学という制度を設けています。
冬休みの冬期講習を検討しているのであれば、一度体験入学することをお勧めします。
塾の雰囲気や環境がわかるので、とても役立つ制度です。
体験入学では成績が上がるかはわかりませんが、子供がやる気になれば効果ありと考えてよいでしょう。
ちょっとしたきっかけで子供のやる気はアップするので、体験入学を利用するのは一つの勉強法と言えます。
塾に行くのは絶対ではありませんが、中学受験を考えているなら検討してみてください。