算数の成績は、上がるまでに勉強時間がかかる教科の一つになります。
小手先のテクニックや暗記だけでは、中学受験に必要な算数の実力がつかないからです。
自分で考えて問題を解くことができる思考力を身につけることが、中学受験の算数の攻略の鍵になります。
ではどのように勉強すれば、算数の成績が上がるのでしょうか。
算数の勉強は小学校の基礎から
中学受験の算数は、小学校の算数が解けなければかなり苦戦することは間違いありません。
小学校とは違う問題と言っても、基本的には小学校の問題を応用している場合が多いからです。
そのため小学校の算数の基礎ができていなければ、中学受験の算数を解くことが厳しくなります。
意外と見落としがちなのですが、小学校の算数に力を入れずに中学受験対策をする家庭が多いです。
ですがその勉強法だと、小手先のテクニックに頼った算数の思考力しか身につきません。
今後高校や大学受験のことを考えると、あまり良い勉強法とは言えないのです。
小学校の算数をしっかりと復習する勉強法
中学受験に臨むのならば、最低でも小学校の算数はマスターしておきましょう。
算数が苦手であれば、子どもの学力差に向き合う算数授業のつくり方 (算数授業研究シリーズ 24)での考え方で勉強すると算数の思考力が身につきます。
算数が得意になるための勉強法や考え方が、とても参考になる1冊です。
実際に問題集に取り組むのであれば、必要なことだけをムリせずラクにマスター [はしもと式]小学1~6年の算数がマルゴトわかる本がお勧めです。
基本的な内容をピックアップしているので、効率よく算数の基礎を勉強することができます。
改訂版「まるわかり!」小学校の算数 (わかる!できる!のびる!ドラゼミ・ドラネットブックス―日本一の教え方名人ナマ授業シリーズ)も良問で効率よく算数の復習ができるのでお勧めです。
全ての問題を完璧にするのも良いですが、時間は有限なので上手に使いましょう。
基礎ができたら中学受験の算数問題に取り組む
まずは小学校の算数を攻略して、それから中学受験の算数に取り組むようにしましょう。
勉強時間がかかって遠回りかと思われますが、実際に基本ができていれば勉強の能率がかなり良くなります。
急がば回れというように、基礎をしっかりと勉強するのが受験勉強の基本です。
中学受験の算数は難しいですが、基本的な思考力があれば解ける問題が多いです。
まずは算数の基本を身につけて、中学受験の算数を勉強しましょう。