中学受験で塾に通うことは必須となっていますが、成果が出るまでには個人差があります。
また塾によっても指導方針が異なるため、塾との相性が悪いとなかなか成果がでないこともあるのです。
時間が限られている中学受験では、塾の成果が出始める時期を認識することも重要です。
塾の成果はすぐには出ない
基本的に塾に通ったからと言って、すぐに成果が出るわけではありません。
むしろ成績が伸びない時期の方が長く、不安を抱えながら中学受験の勉強をする家庭が一般的です。
受験勉強に忍耐はつきものですが、これに耐えられないと結果が出ないのを塾のせいにしてしまいます。
たしかにお金をかけて塾に通っているので、結果が出ないのであれば意味はありません。
しかし塾に通うだけで成果が出るのであれば、ライバルとの差はつかないことになります。
基本的に塾ですぐに成果が出るのは、基本ができている子供になります。
中学受験の塾は意識が高い
中学受験を専門で行っている学習塾は、基本的には意識が高い塾が多いです。
それはもちろん良いことですが、この意識の高さは全ての中学に向かっているわけではありません。
一部の有名中学だけをターゲットとしている学習塾も多く、見極めが非常に重要になります。
効率よく中学受験の勉強をするには、志望校対策をしている塾を探すことが重要です。
全く傾向の違う問題を解いても、中学受験には合格できないからです。
塾の見極めは難しいですが、時間を無駄にしないためにも必ず行う必要があります。
塾なしで中学受験に挑む
稀に塾なしでも中学受験に合格する子供はいます。
これは子供がもともと学力が高い場合と、志望校の倍率があまり高くないケースです。
もちろん塾なしで合格できれば良いのですが、現代の中学受験はそこまで甘くはありません。
必死に傾向を分析して模試を解かなければ、中学受験に勝ち抜くことはできない時代になりました。
特に難関中学ほど、独学で対応することはほぼ不可能に近いと言ってよいでしょう。
出来る限り早めに子供に合った塾を選ぶことが、中学受験に成功する秘訣になります。