小学生の勉強に、通信教育を利用している家庭はかなり多いです。
進研ゼミのような大手の通信教育から、あまり有名でないものまで様々あります。
ですが一般的には、普通の小学生に通信教育で勉強させることはそこまで意味はありません。
小学生の通信教育と集中力
まず第一に、小学生の集中力では通信教育を続けることは非常に難しいです。
最初は面白半分で勉強するかもしれませんが、すぐに飽きて勉強をやらなくなります。
母親が叱ることで多少は勉強する子供もいますが、一人での勉強はかなり苦痛を感じています。
塾や家庭教師のように自分以外の人間と勉強すれば、少なくとも興味を持って勉強することができます。
しかし通信教育のように添削による返信は、子供がしっかりと復習することは難しいです。
点数を見て一喜一憂して終わるのが、多くの家庭が抱える問題点になります。
通信教育を上手に活用するためには
小学生に通信教育で勉強させるのは、正直なところ高い目標がなければ難しいです。
特に通信教育は、習慣化させなければ続けることが困難だからです。
通信教育を継続させるには、楽しく勉強しているという意識を持たせるのが重要です。
上手な活用法としては、子供が楽しめる工夫を取り入れることになります。
自分からどんどん勉強する子になる方法には、子供が楽しく勉強を続けるコツが書いてあります。
通信教育にも使えるテクニックが多いので、実践してみると継続して勉強してくれる可能性が高くなります。
通信教育は塾や家庭教師より良いのか
成績の良い子供は、通信教育だけでも学力を上げることができます。
ですが中学受験のような受験勉強では、塾や家庭教師の方が効果的だと感じています。
通信教育では、どうしても理解できないことを丁寧に教えてもらえないからです。
中学受験で通信教育を使うのであれば、あくまで基礎力を上げるために利用しましょう。
受験テクニックなどは、塾などで勉強しなければ身につけることは難しいからです。
ですが基礎力を上げると言う意味では、通信教育は小学生にはピッタリの教材の一つです。
毎月を楽しみにできる工夫があれば、通信教育でも学力を上げることは可能です。
定期的な勉強ができるので、勉強の習慣化にもピッタリなのが通信教育です。
小学生だけでは難しいですが、親の工夫があれば通信教育でも十分な勉強ができます。