中学受験の夏休みは、塾によって大きく成績が変わる時期になります。
塾選びに失敗すると、成績が伸び悩み中学受験合格が遠のいてしまいます。
評判や実績も大事ですが、中学受験の塾選びはそれだけではいけません。
中学受験では、夏休み後もその塾に通うことが多くなります。
しかし塾選びに失敗すると、その後の勉強も捗らないのです。
夏休みの子供の生活を見て、塾選びは慎重に行いましょう。
塾選びにもポイントがあるので、しっかりと押さえてください。
中学受験の塾は子供と先生の相性が重要
塾選びで失敗している家庭は、子供に合わない先生が付いていることが原因です。
どんなに良い先生でも、必ず子供と相性が良いとは限りません。
特に子供は、先生が嫌いになると勉強も嫌いになる傾向が強いです。
子供が塾に行くことを楽しんでなければ、それは塾の先生と相性が悪い可能性があります。
そのまま塾を続けると、中学受験で失敗する可能性も高いので注意して下さい。
しっかりと子供に、塾の先生の授業が理解しやすいかを聞いてみましょう。
中学受験は塾によって方針が違う
中学受験の塾選びは、志望校選びと同様に重要です。
大手の有名塾などは、基本的に難関中学しか対策しないこともあるからです。
塾の方針が、志望校合格に合っているかはとても重要です。
また難関中学を目指す塾に、中堅中学を目指す子供が入塾すると大変です。
宿題や授業スピードについていけず、中学受験に挫折する要因になるのです。
せっかく子供がやる気になっても、塾によってはマイナスの影響がでることがあります。
夏休みの塾の授業で、子供が付いていけるかは親もしっかりと確認しましょう。
この作業を怠ると、子供はどうしてよいかわからず挫折してしまいます。
夏休みは塾を知るために活用する
小学6年なら成績アップを第一目標にして塾に通いますが、小学5年以下の場合は塾を知るために活用しましょう。
塾の方向性を知ることで、今後の中学受験で有利になるからです。
相性の悪い塾にずっと通っても、成績が上がることは希薄だからです。
塾選びに神経を使いすぎるのは良くありませんが、この作業は中学受験で合格するために必要なことになります。
特に初めて中学受験をする家庭は、塾に行けば大丈夫と思ってしまいます。
しかしライバルも塾に通っていることを、決して忘れてはいけません。
塾に通うことは、同じスタートラインに立っただけのことです。
そこから成績を上げることで、ライバルと差をつけることができるのです。
その意味で夏休みの塾利用は、中学受験合格の第一歩になります。