中学受験で家庭教師を使っている家庭は多いと思いますが、その授業をしっかりと見ているでしょうか。
家庭教師を完全に信頼するのも良いですが、どういった授業をしているか気になったことはないでしょうか。
実はちょっとしたことなのですが、家庭教師の授業を上手に活用する方法があるのです。
家庭教師は親の目の前で授業すること
家庭教師の授業は、基本的に子供の部屋で勉強していることが多いと思います。
まあ一般的なスタイルで問題はないのですが、もっと効率的な勉強法として親の前で行う授業スタイルがあります。
授業参観のような形ですが、これは思っている以上に効果があるのです。
基本的に子供は、最初の頃は家庭教師に慣れていないので緊張してしっかりと勉強します。
しかし時間が経つにつれて慣れてくると、どこかでズルをすることを覚えます。
家庭教師もきちんと授業をしますが、こういった行動を戒める時間がもったいないのです。
特に時間が限られている中学受験では、1分でも勉強した方が良いのです。
そうなると親の前で授業することが、双方にとって効率が良くなります。
親の前だと子供も常に緊張しているので、勉強に集中することができます。
家庭教師の授業風景を見るメリット
家庭教師は勉強を教えるプロですが、子供のことを全て把握しているわけではありません。
子供のちょっとした仕草まではわかりません。
授業風景を見ることで、親にしかわからないことも理解できます。
家庭教師の癖などで、子供が苦手と感じる部分もあるでしょう。
こうした子供が家庭教師に感じる悩みを解消することも、親の努めになります。
授業風景を見ることで、こうした悩みの解消にも繋がります。
また家庭教師の授業を見れば、その先生が良いか悪いかも判断できます。
子供の成績を上げるには、相性の良い家庭教師をつけるのも重要です。
どんなに優れた先生でも、全ての子供の成績を上げることはできません。
駄目だと感じたら次に行く決断は、親にしかできないのです。
相性の良い先生を探すと言う意味でも、授業風景を見るメリットになります。
子供の成績を上げて中学受験に合格するために、家庭教師の授業は上手に活用しましょう。