中学受験の算数は、効率的に勉強することが難しい科目になります。
勉強法を間違えると、算数の成績が伸び悩んでしまいます。
算数が苦手で悩んでいる家庭は、勉強法の見直しをしてみましょう。
算数で解けない問題はどうすべきか
算数の理想は全ての問題を解けることですが、実際にはかなり難しいです。
その理由の一つに、応用問題など解けない問題があるからです。
もちろん解ける子供もいますが、正解率が数パーセント程度の問題もあります。
算数の成績が上がらない家庭は、こういった問題に時間を費やすことがあります。
しかし時間をかけても、最終的に正解できるとは限りません。
そのような問題をどう扱うかが、中学受験算数攻略の鍵になるのです。
最も良い勉強法としては、解けない問題は後回しにしましょう。
どうしても解けない問題は、何時間かけても解法を思いつかないからです。
解けない問題は一度諦めることも、中学受験の算数には必要な考えになります。
算数は時間が経てば解ける問題が増える
算数の勉強の特徴として、時間の経過で解ける問題が増えることがあります。
これは算数の思考が身につくことが、最も大きな理由になります。
ですのでその時解けなかったからといって、不安になる必要はありません。
小学6年初期に30%位の正解率でも、受験間近には80%になることもあります。
重要なことは、正解できなくても根気よく算数の勉強を続けることです。
最初の頃に正解できない問題が多いのは、どの家庭でも同じことになります。
解けない問題は、後からもう一度行うのも受験テクニックになります。
ですので解けない問題は、後からもう一度解くために覚えておきましょう。
ノートなどに、解けなかった問題をピックアップするのもお勧めです。
中学受験の算数正解率はそれほど高くない
志望校にもよりますが、中学受験算数の平均点はそれほど高くありません。
実際に50%前後でも、他の教科次第で合格圏内中学はたくさんあります。
正解率が悪くても、あまり悩みすぎないようにしましょう。
算数は苦手な子供が多いので、どうしても平均点が低くなります。
そこで算数の勉強時間を減らして、他の教科を勉強する家庭があります。
しかしこの勉強法では、算数の苦手意識は絶対になくなりません。
中学受験以降も、算数の考え方は必要になります。
ですので解けなくても、根気強く算数の勉強は続けましょう。
将来を考えると、正解率は低くても算数の勉強を嫌いにならないことが重要です。