中学受験の算数で、図形が得意な子供は稀にいます。
これは空間把握能力が非常に高く、全ての子供が持っているものではありません。
ある意味、天性の才能なので天才と言える部類の子供でしょう。
しかし図形の攻略は、こういった天才の考えを真似ることから始まります。
中学受験の算数の図形の考え方
図形が得意な子供は、図形を分解して考えています。
逆に図形が苦手な子供は、見たまま図形を考えてしまいます。
算数は1つずつ手順を踏む必要があり、図形も当然この考え方が必要です。
良く参考書などで、図形を広げて考える勉強法をとっています。
これは立体がどんな組み合わせでできているかを知るのに、非常に効率のよい勉強法と言えます。
図形が得意な子供は、この考えで図形問題を解くようにしています。
最初の頃は時間がかかりますが、徐々に問題を解くスピードが速くなります。
算数が得意な子供の特徴ですが、こういった地道な作業を最初の頃は確実に行うのです。
逆に算数が苦手な子供は、こういった作業の手間を省き失敗してしまいます。
算数の図形の勉強のポイント
算数の図形の勉強のポイントは、最初は図形を分解する癖をつけることです。
面倒な作業ですが、図形の形を頭で理解する勉強法では天才以外はできません。
地道に一つ一つ分解して組み合わせることで、確実に図形が解けるようになります。
算数はセンスといい、図形もそういった考えがありますが実際には違います。
算数が出来る子供は、最初の頃は色々な失敗をしています。
そういった地道な勉強が、中学受験算数の攻略に繋がるのです。
そういった意味で、算数の実力は簡単にはつきません。
日々の努力こそが、中学受験算数の攻略の近道になります。