受験勉強を始める場合、一番の問題となることはやる気がでないことです。
やる気を継続させることができれば、学力は少しずつでも上げることができます。
勉強しなければいけないとわかっていても、なかなかやる気は出ないものです。
やる気を出す方法は人によって違いますが、ちょっとしたポイントを押さえておけば誰でも集中して勉強することができます。
①受験勉強のやる気を出すためには目の前の目標を決めること
受験に限らず、勉強するやる気が起きないのはゴールが見えないからです。
部活などでもそうですが、永遠とランニングを続けろと言われてもやる気がでないでしょう。
10周などのように、ゴールが見えることがやる気が出るのです。
受験勉強は、非常に広い範囲を万遍なく勉強する必要があります。
そのためどこまで勉強したらよいかわからないため、やる気が出なくなるのです。
勉強範囲が広すぎるのが、受験勉強のやる気を失くす原因の一つになるのです。
受験勉強のやる気を出すためには、目の前の目標を決めることです。
1年後までスケジュールを立てるのではなく、明日、明後日の目標を決めるのです。
長いスパンでスケジュールを立てると、人間途中で挫折してしまいます。
目の前の目標を決めることで、勉強のやる気を継続させることができます。
長いスパンではなく、直近1週間くらいで計画すると勉強しやすくなります。
受験勉強は、毎日の継続で確実に成績を上げることができるのです。
②受験勉強のやる気を出すには完璧を求めないこと
受験勉強でやる気が出ない原因の一つに、なかなか成績が上がらないことがあります。
人間頑張っても報われないと、やる気がなくなるのが一般的です。
受験勉強は特に顕著で、そんなに簡単に成績が上がらなく悩む人が多いです。
特に受験時期になると、完璧を目指してしまう受験生が多くなります。
100点を取れなくても問題ないのに、何故か完璧でなければ不安になってしまいます。
これが受験勉強において、やる気を失くす原因に繋がるのです。
受験ではどれだけ成績が良くても、失敗してしまう可能性があります。
受験では絶対がないため、受験生は特に不安で勉強をやる気力がなくなります。
これは自分一人では、なかなか解消できる問題ではありません。
こういった受験特有の問題は、簡単には解決できません。
周りの励ましなども、素直に聞き入れることができな時期なので余計に難しいです。
そんな難しい時期の受験生に、おすすめの書籍があります。
受験生の悩みなどを解決するための本で、読んでいてかなり参考になります。
受験生本人に読んでもらえば、不安の解消へと繋がります。
完璧を求めなくても良いということが、わかりやすく書かれている良書です。
受験勉強を控えた受験生も、その親にも読んでもらいたい1冊です。
③受験勉強のやる気を出すための勉強法
受験勉強でやる気がでないのは、勉強法に問題がある場合もあります。
良い勉強法を実践すれば、集中力が増しやる気も継続することができます。
ただ勉強するのではなく、良い勉強法を実践することが受験では重要になります。
勉強の方法は、学校では教えてもらえないことです。
そのため授業でついていけないと、どうやってリカバリーすればよいかわからない子供が多いです。
その結果、勉強のやる気を失い成績が下がっていくのです。
決して頭の良し悪しではなく、環境による差が大きいと思います。
例えば良い先生に出会えると、一気に成績が上がる生徒も多いです。
それはやる気を出させてくれると同時に、効率的な勉強法も教えてくれるからです。
しかし残念ながら、世の中の教師全てが良い先生であるとは限りません。
特に日本のような授業システムでは、ついていけない子供をケアする仕組みになっていません。
出来る子供は、効率的な勉強法を自分で見つけているのです。
そうでなければ、勉強が苦手となり受験でも不利な状況になっているのが現状です。
もし受験勉強のやる気が出なく、勉強法がわからないと言う場合、こちらを読むことをおすすめします。
カリスマ先生がいなくても大丈夫! 子どもの偏差値が30アップするシンプル勉強法
成績を上げるための勉強のコツを、丁寧に説明している良い書籍です。
子供ではなく親向けの書籍ですが、受験生を持つ親ならば一度は読んでおくべき本です。
また受験生でなくても、子供を持っているなら子育ての役に立ちますよ。
ただ勉強法についてではなく、勉強する意味をしっかりと解説しているので参考になります。
各教科の勉強法などは解説していませんが、受験勉強という根本についてしっかりと説明してあります。
勉強のコツさえわかれば、あとは実践することで結果は自然についてくるものです。
受験勉強で一番難しいのは、やる気を持続させることなのです。
それを乗り越えられれば、自然と成績は上がっていきます。