中学受験は母親の力が9割などと言われていますが、実際にそこまで影響力があるものなのでしょうか。
小さい頃に母親に、勉強しなさいと怒られた経験がある人は多いと思います。
しかしその一言で、成績が飛躍的に上がったというケースは稀だと思います。
確かに母親の影響は子供には大きいですが、間違った方向にベクトルを向けると成功できないでしょう。
中学受験で母親がすべき役割
中学受験で母親がすべき役割を、子供の勉強を見張ることと思っている家庭も多いです。
小学生くらいだと、目を離した隙に勉強をやめるので重要な仕事です。
しかしこれだけが母親の仕事だと思っていたら、それは偏ったサポートになってしまいます。
小学生が中学受験をするということは、普通の人が思っている以上に大変なことです。
精神的にもストレスが溜まるでしょうし、中学受験によって人格が壊れることだってありえます。
本来母親がすべきサポートは、こういった子供のちょっとした変化を助けることなのです。
これは塾の先生や学校の先生にはできないことで、一緒に過ごす時間が長い母親だからこそできることなのです。
ただ勉強を促すだけではなく、きちんと子供の成長を見届けることも母親の重要な役割になります。